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パトリック・デンプシーとセバスチャン・ローブがゲストドライバーとして参戦ポルシェ・モービル1 スーパーカップ

日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)がF1ヨーロッパラウンドのサポートレースとして開催するポルシェ・モービル1 スーパーカップのスパ・フランコルシャン戦(8月21~23日)に、俳優兼レーシングドライバーのパトリック・デンプシーと世界ラリー選手権(WRC)チャンピオンに9度輝いたセバスチャン・ローブがゲストドライバーとして参戦します。

パトリック・デンプシーは、昨シーズンのホッケンハイムでスーパーカップへのデビューを果たしています。デンプシーがドライブする最高出力460 PSのポルシェ911 GT3 Cupのカラーリングは、彼自身が今年のル・マン24時間においてGTE-Amクラスで2位に入ったポルシェ911 RSRからインスピレーションを得たものです。セバスチャン・ローブは、2013年にはバルセロナとモナコのスーパーカップに参戦経験を持つ、スーパーカップ愛好家です。

ポルシェ・モービル1 スーパーカップにはVIPドライバーとして、これまでにラリードライバーのセバスチャン・オジェや、元F1ドライバーのミカ・ハッキネンおよびニック・ハイドフェルドなど、多くの有名なゲストドライバーが参戦しています。 スーパーカップのマネージャーを務めるオリバー・シュワブは、「ポルシェ・モービル1 スーパーカップはトップチームに属する一流の国際的ドライバー、魅力的なレース会場、VIPドライバー、そしてイコールコンディションなど様々な要素から成り立つエキサイティングなレースとして知られています。そのコンセプトは、世界中で開催されているポルシェのワンメイクカップシリーズによるチャンピオンズリーグと言ってよいでしょう」と述べています。

ポルシェ・モービル1 スーパーカップは、プロドライバーとしてGTレースや耐久レースでキャリアを積んでいくための出発点とされています。スーパーカップで優秀な戦績を収めたドライバーの多くが、現在ポルシェのワークスドライバーとして契約を結んでいます。ニュージーランド出身のアール・バンバーは、ポルシェのモータースポーツピラミッドを駆け上がることで輝かしい成功を手にしたドライバーの一人です。25歳の彼はポルシェ カレラカップ アジアでキャリアをスタートさせ、2013年にチャンピオンに輝きました。そのシーズンオフに行われたオーディションを勝ち抜きポルシェのスカラーシップドライバーに選出されたバンバーは、資金援助を含む様々なサポートを受け、2014年のポルシェ・モービル1スーパーカップにポルシェジュニアとして参戦しています。バンバーはフル参戦初年度にタイトルを獲得し、すぐさまポルシェのワークスドライバーとして契約を結びました。そして2015年6月には、919ハイブリッドのステアリングを握り、ル・マン24時間で勝利を飾っています。

全11ラウンドの内、すでに5ラウンドが行われた2015年シーズンのポルシェ・モービル1 スーパーカップ前半戦は、印象的な結果となっています。約28台のマシンがグリッドに並び、すべてのレースで勝者が異なるということは、いかに熾烈な争いが繰り広げられたかを物語っています。 バルセロナのレースを制したのはドイツ人のミハエル・アメルミューラー(レヒナー・レーシング・ミドル・イースト)で、モナコではオランダ出身のヤープ・ヴァン・ラーゲン(ファッハ・オートテック)が表彰台の最上段を獲得。そして、オーストリア人のクリストファー・ゼヒリング(ファッハ・オートテック)がシュピールベルクで優勝すると、同じくオーストリア出身のフィリップ・エングがシルバーストーンで勝利を収めています。さらに、最近行われたブダペストでのレースでは、ポルシェ ジュニアのスヴェン・ミュラー(ドイツ、レヒナー・レーシング・ミドル・イースト)がトップでフィニッシュラインを通過しました。 チャンピオンシップではエングがドイツ人のクリスチャン・エンゲルハート(MRS GTレーシング)を10ポイントリードしています。

16カ国から集まったドライバーはポイントと名声を獲得すべく、ポルシェによるワンメイクシリーズの最高峰において今シーズンもバトルを繰り広げています。ヨーロッパで開催されるF1グランプリのサポートレースとして開催されているポルシェ・モービル1スーパーカップの魅力は、23年の歴史を重ねた今も色褪せていません。

2015/7/31