プレスリリースを読む

最新のプレスリリース


序盤は快走するもポイント獲得には繋がらずスーパーGT GT300クラス:第8戦 もてぎGT250km決勝

茂木町. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして参戦する2015年のスーパーGT GT300クラス第8戦(ツインリンクもてぎ)の決勝を14位でフィニッシュいたしました。

予選が行われた土曜日と同じく雨の中で行われた30分間のフリー走行では坂本からスタートし3番手のタイムを記録する。代わった山下健太も坂本のタイムを更新する走りを披露し、チームとしても手応えを感じながら4番手でセッションを終えた。

決勝の6番グリッドからスタートした911 GT3Rのスタートドライバーを務めたのは坂本裕也。フリー走行が終わってからすぐ雨は止んでいたが、ダミーグリッドに着きスタート進行が始まると再び大粒の雨が落ちてくる。Porsche Team KTRをはじめとする殆どのクルマはグリッドでウェットタイヤに履き替え、スタートの瞬間を待つこととなった。13:40からのパレードラップとそれに続くフォーメーションラップののちにスタートしたオープニングラップで1台をパスした坂本は5位でストレートに戻ってくる。数ラップの間はポジションの上下はありつつも、しばらくは予選通りの順位でレースは進んでいった。15ラップを過ぎた頃からラインが乾き始めるが、それと時を同じくしてタイヤの内圧が上がりオーバーステアの傾向が出始めたと坂本から無線が入る。山下に交代するまでの最低限の周回はすでに超えていたため、18周目にチームは坂本をピットに呼び戻しドライバーチェンジ。タイヤはウェットからドライへと交換して、チェッカーに向けクルマは再びコースに出て行く。

上位勢では先陣を切ってドライタイヤへの交換を行ったPorsche Team KTRのピットインを待っていたかのようにGT300クラスのタイヤ交換が一斉に始まったため、コースに戻った際は18番手だった山下は瞬く間に順位を回復していき23周目にはポイント圏内の10位まで浮上する。しかしそのラップでGT500で大きなクラッシュが発生し、セーフティーカーがコースイン。コース上に飛び散ったパーツの改修などで5周を費やして、レースはリスタートする。その5周後の33周目頃からアンダーステアの傾向が強くなっていき徐々に山下はポジションダウン。46周目に14位まで順位を落として、そのまま今シーズン最終戦のゴールを迎えた。

坂本裕也のコメント「スタートで86MCをオーバーテイクするなど良い出だしとなり、その後も予選と同じポジションでラップを重ねていきました。チームが判断したドライへ変えるタイミングも完璧でした。健太も頑張ってくれましたが、この状況では精一杯の結果だと思います」。

山下健太のコメント「前戦オートポリス、そして昨日の予選と続いていた良い流れをつかんで上位進出を果たしたかったのですが、晴れていくにつれて状況は苦しくなっていきました。特に最後の10ラップは厳しい走行でした。色々なことがあったスーパーGTデビューシーズンでしたが、将来につながる経験が出来たと思っています」。

スーパーGT GT300クラス:第8戦 もてぎGT250km決勝

1位 TOYOTA PRIUS apr GT      50ラップ
2位 グッドスマイル 初音ミクSLS    +0.976秒
3位 GAINER TANAX SLS       +1ラップ



14位 Excellence Porsche +2ラップ

2015/11/16